チョウ・ヨンスクさんの発言

韓国女性団体連合事務局長
憲法大好き!9条でいこう!
要求別小組フェスタ


連帯のあいさつ

私は、チョウ・ヨンスクです。韓国女性団体連合の事務局長です。私にとって日本語を覚えることは、そんなに苦労ではありません。日本語と韓国語の中には、文法も共通ですし、共通の言葉もたくさんあります。だから私たちはお互いに、それぞれの言葉をもっと学んだらいいかなと思いました。(拍手)

私は、韓国の女性と私の組織を代表し、みなさんにお会いしここで連帯のあいさつができることをうれしく思います。私は〝ヨンさま〟のかわりに平和の使者としてここ日本に参りました(笑い)。第二次世界大戦中、偉大なるインドの政治指導者であり平和運動家であったマハトマ・ガンジーは、このように言いました。「平和への道はない。平和こそ道なのである」と。今日私は、この60年前のガンジーの言葉を思い起こし、彼が第二次世界対戦中にしたことをが引き継ぎたいと思っています。

つい最近6カ国協議が行われ、合意が結ばれました。北朝鮮が核の開発を放棄することと同時に平和的な利用を保障することが、協議の中で合意されました。これは朝鮮半島だけでなく、周辺の国々の人々の安全を保障する手立てです。この6カ国協議が合意を見たことで、わたしたちの間に大きな希望がひろがっています。そしてアジア全体、とりわけ東アジアにおいて、軍縮と戦争をなくしていく、〝平和への道〟への可能性が生まれています。

ガンジーのことばは、軍備あるいは核兵器が平和を保障するものにはなりえない、ということを意味しています。それは、人間の安全保障を確保するという意味だけではなく、国の安全を保障する上でも大事なことです。大変残念なことですが、小泉さんは、60年前にカンジーが分かっていたことをいまだに理解しておられないようです。なぜなら平和と人間の安全保障というのは、平和的な手立てによって、軍縮によってのみ達成することができるからです。

私は日本の憲法9条について知っています。そして、憲法9条を尊敬しています。日本の憲法9条は戦争を否定し、二度と再びアジアの人たちに対して戦争は繰り返さないという約束です。 しかいいま小泉首相は、この約束を破ろうとしています。それがアジアだけでなく、世界中に懸念を引き起こしています。いま、こういうときだからこそ、私たち韓国と日本の女性たちは、声をひとつにして言わなければなりません。「憲法9条を守って、そしてアジアと世界に平和をもたらそう。」このことをいっしょにやり遂げなくてはいけません。

今年は、日本にとっては戦争終結60年目。同時に韓国にとっては、日本の軍事占領からの独立60年目でもあります。歴史は私たちに教えています。「戦争を繰り返してはならない。軍備を廃棄することによって平和を守るのだ」ということを。

今年の8月15日、韓国の平和活動家たちが集まって新聞に意見広告をだしました。韓国のほかアジアの9カ国が同時に出した意見広告ですが、それは「日本は憲法9条を守れ」という内容です。韓国の女性たちがなぜ「憲法9条を守れ」というのかというと、それは9条が平和へのメッセージだからです。最近の朝鮮半島における平和への動きをみるにつけても、いまこそ、9条を守らなければならないし、もう戦争を心配する必要はないと、感じています。日本がこれ以上軍備を増強する必要はありません。

私たちここに集っている女性たちは、しなければならないことがあります。男の人たちが間違いをおかそうとしているとき、それをとめなければなりません。

私たち女性は平和のつくり手であり、守り手であり、担い手です。私たち女性は9条を守ることが出来ます。私たち女性は小泉首相の憲法9条を変えようとするたくらみを止めることができます。

私たち女性は平和と人間の安全を守ることができます。私たち女性は東アジア、とりわけ韓国と日本に平和の文化と環境をつくることができます。平和のために韓国と日本の女性の連帯をつよめていきましょう!