マデリン・ホフマンさんの発言

ニュージャージー ピース・アクション事務局長
核兵器なくそう女性のつどい2015


私は広島・長崎市民や日本の平和運動の活動に感銘しました。みなさんは70年前の広島と長崎の原爆の悲劇の痛みを、核兵器も戦争もない平和な社会を実現する燃える思いに変えて活動しているのです。特に印象に残るのは被爆者の不屈の意思に励まされて活動する母親、父親、子ども達の真剣な姿でした。8月6日の朝、広島の平和記念式典での小学6年生の子どもの発言ははっきりと強く響きました。被爆者の声に加え、私には日本全国の人々が世代を超えて強く結びつき抵抗しがたい力となって、アメリカと安倍政権の圧力を跳ね返し、日本が平和主義を維持し憲法9条を守ろうとしているのがわかりました。とりわけ若い人たちが70年間の平和主義の中で、もしかしたら自分たちが戦争に行かなければならないという意識が生まれたのはとても重要なことだと思います。
ピースアクションの目的は「核兵器廃絶」と「アメリカの予算について調べること」です。この1週間、いろんな方のお話を聞いて私はアメリカの政策を変えられない自分の力不足を申し訳なく思いました。アメリカが国際紛争の解決の手段とする軍国主義は建国以来239年の歴史のうち、213年間もアメリカを戦争へと駆り立てたのです。それとともに軍事基地が必要となり、他国の意思を捻じ曲げてアメリカの進める攻撃的な政策の片棒を担がせる必要が生じました。私はアメリカ平和運動の指導者として、憂慮する個人として広島、長崎、沖縄など世界各地でアメリカの対外政策の被害を受けている人々、ベトナムの枯葉剤、イラクの劣化ウラン、マーシャル諸島やアメリカ・ネバダの核実験の死の灰など様々な被害に立ち向かう人々の努力に深く感動いたしました。アメリカはもっとずっと前に軍国主義、そして核兵器や無人機や戦争による紛争解決を放棄すべきだったのです。
世界の年間軍事費総計の少なくとも25%を人間に必要な経費に振り分ける必要があります。本当の安全保障とは兵器の大きさや数、威力に関係なく、住宅、食料、クリーンな環境、仕事、医療などが国民に行きわたっている状態なのです。
私はアメリカと世界の人々にアメリカの軍備増長、特に住民の意思に反して米軍基地が建設されようとしている沖縄やマリアナ諸島などの悪影響を知らせます。そして被爆者が十分な補償を受けていないマーシャル諸島、広島、長崎などについても人々に知らせていきます。また福島の人々の悲惨な状況をはじめ、原発の危険性を訴えます。そして世界平和実現の鍵である日本国憲法第9条を守るたたかいを応援します。この1週間、私に決して諦めない勇気をくれた皆さんありがとうございました!
ノーモアヒロシマ・ノーモアナガサキ・ノーモアヒバクシャ・ノーモアウォー

メアリー・ポペオさんの発言

アメリカフレンズ奉仕委員会・平和行進国際青年リレー行進者
核兵器なくそう女性のつどい2015


私は女性平和基金で日本にくることができ、平和行進に参加できてとても誇りに嬉しく思っています。本当にありがとうございます。世界大会にも参加でき、嬉しくてアメリカに帰りたくない。日本に住みたいくらいです。
実は2013年の世界大会に私は1日だけ参加しています。インターネットでみて、こういうのがあるんだと知ってひょっこり行き、国際会議に参加させてもらいました。そこではじめてジョセフ・ガーソンとソフィア・ウォルマンに会いました。本当は発言をする立場ではなかったけれど、質問したかったので手をあげて〝私はボストン大学から来ています〟と話しました。なぜ来たかといいますと、福島の原発事故の問題と広島の平和運動を研究するため大学から奨学金をもらって2カ月日本にいました。その期間に世界大会があったのです。そこでジョセフとソフィアに会わなかったら私は平和運動に参加していなかったと思います。
アメリカでも私と同じように若い世代、何人もの人たちがみなさんと同じ気持ちを持って核兵器廃絶のために日夜頑張っています。正直申し上げましてNPT再検討会議の後、そういった若者の中には落胆が見られました。若い人たちの中には、自分たちには戦争の経験もない、そして知識もない。だからそんなに大きな違いをつくりだすことはできない、何も変化をつくりだすことはできないのではないかといった声も聞かれます。しかし、核兵器の非人道性という事実を目の前にした時、私たちは核兵器の専門家である必要はありません。そして私はアメリカのボストンに戻ったらこの世界大会の経験を多くの人と共有したいと考えています。そして行動に移していきたいと思います。

フローリン・ホフシュナイダーさんの発言

テニアン女性協会
核兵器なくそう女性のつどい2015


原水爆禁止世界大会に参加する機会をいただき感謝します。でも参加以上に大切なのは私たちが帰国してから何をするかです。平和を達成し、人間が同じ人間に対して行なう残虐行為をやめさせ環境と調和して生きることは私たち全員の願いです。
テニアン女性協会も同じです。私たち女性は家庭や経済に関わる政策を策定し、環境を保護し、すべての人、特に子どもたちに教育を与えて、地球を守る優れた担い手に育てるための対等なパートナーになってもらいたいと願っています。
広島・長崎の被爆が明らかにした歴史は、人類のはじまりから私たちの生命を支えているかけがえのない地球を何があっても確実に守るよう、最も冷厳な教訓となって私たちに迫っています。
北マリアナ諸島はその昔、スペイン、ドイツに占領され、第一次世界大戦後は日本に、第二次世界大戦後にはアメリカに占領され、1978年からアメリカの自治領になっています。テニアン島から広島・長崎に投下した原爆を乗せた飛行機が飛び立ちました。私たちは超大国によって広島、長崎原爆投下のような大量殺戮と、言語を絶する残虐行為の基地として私たちの島が再び利用されることを決してゆるしません。
最近米軍は3つの環境アセスメントを発表しました。これが北マリアナ諸島、特に地球の恵みを満喫し、自然と一体化できる美しい島であるカナン島の大がかりな軍事計画化のための環境調査です。この調査報告は恐怖による地域支配というアメリカの国防総省の飽くなき要求に沿ってどのようにも解釈できる代物です。全ての種類の兵器とは米軍が現在も将来も私たちの島で核兵器や生物兵器、あるいは最新技術を駆使したあらゆる兵器を思い通りに使用できることを意味しています。
被爆70周年に私たちがこの地で経験したことは、小さな国々が連帯し世界が注目する国  と協力すれば世界平和のメッセージを世界の隅々にまで届けることができることを教えてくれたことです。被爆者のみなさんの証言には心動かす話がたくさんあります。テニアン女性協会は日本のみなさんのアイデア、経験、草の根活動から元気をもらいそれをお手本にして、テニアンの人々にノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキの運動に加わることの意義と理解を広げようと思います。
来年の世界大会で平和と非核の世界という私たちの目標に大きく近づいたという報告を聞くことを楽しみにしています。