ホーム > これまでの招待者 > 韓国 > キムミン・ムンジョンさん

キムミン・ムンジョンさん

2025年  

Kimmin_01
韓国女性団体連合、常任代表
原水爆禁止2025年世界大会 ナガサキデー集会

 

みなさん、こんにちは。

韓国女性団体連合(略称・女性連合)のキムミン・ムンジョンです。女性連合は1987年に創立した女性団体の連合体です。

わたしは、初めて原水爆世界大会に参加しました。被爆者の方々の生々しい証言と各国の反戦・反核・平和活動のスピーチを聞き、深く感銘を受けました。 みなさんに連帯の気持ちを伝えたいです。そしてこのような貴重な席にお招きいただき本当に感謝します。また、今までの原水協の労苦に尊敬の気持ちと、被団協のノーベル平和賞の受賞に祝意を表します。

2025年は朝鮮半島の解放・分断から80年、停戦72年目年です。 分断と敵対、そして武力対決は日常化されつつあり、特にユン政権の「力を通じた平和」のレトリックは核戦争のリスクを高めました。

2023年、 アメリカの3大核戦力の一つである核戦略潜水艦が42年ぶりに入港、また韓米核協議グループの発足と共に韓米政府は核を基盤とする同盟への進化を公式に宣言しました。北朝鮮も核能力の高度化を宣言、数十回に達するミサイル発射実験をしながら「強対強」の立場を堅持しています。

イ・ジェミョン政府も「会話と協力を通じた朝鮮半島の平和構築」を強調する反面、「韓米軍事同盟に基づく強力な抑止力」は堅持しており、リスクは続いています。しかし朝鮮半島の非核化と平和協定の締結への努力を止めることはできません。

戦争と敵対は、さまざまな深刻な被害と苦痛をもたらします。世界のどこでも最大の被害者は女性と子どもです。

みなさんはかつて日本軍が制度的に「軍慰安所」を設置し、占領地と植民地の女性を動員して性奴隷にした犯罪についてご存じだと思います。これを告発する運動は、一人の女性の勇気ある証言から始まりました。私たち女性連合はその出発から一緒に行動しています。残念ながらいまだに日本政府は戦争と侵略の過去の歴史について反省や被害者への公式な謝罪をしていません。

朝鮮戦争の停戦後、韓国政府と米軍は韓米軍事同盟を維持するために基地村というものを設置・運営し、米軍の「安全」という建前のもとで女性たちを強制検診・拘禁しました。ペニシリンの過多投薬によって死亡した人も大勢いました。

しかし偏見と烙印にもかかわらず、2014年、122名の被害生存者たちが国の責任を問う訴訟を始め、2022年、最高裁判所は国家による女性の人権侵害を認めました。

女性連合は、女性の経験と声によって戦争と敵対が生み出す女性の人権問題を明らかにして解決させる運動を通じて反戦・反核・平和の必要性を伝え、共感を広げています。反戦・反核・平和は女性の人権であり、ジェンダー平等の民主主義です。12月3日の非常戒厳に立ち向かった「光の革命」で20‐30代の若い女性たちの参加が目立ったのはそのためでした。

戦争と敵対は帝国主義の支配や独裁、暴力と差別・嫌悪、気候危機のもう一つの言葉です。反戦・反核・平和運動に民主主義、ジェンダー平等、人権、気候正義などより多様な声が加わり、より豊かになってこそより多くの市民と反戦・反核・平和の世界へのヴィジョンを共有し、その未来に近づくことができます。

核のない世界を女性たちが一緒に作ります。

No More HIROSHIMAS No More NAGASAKIS

No More War! No More MISOGYNY!

ご清聴ありがとうございました。

 

保存

保存

保存

保存