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ニーノ・ブルジャナゼさん

2025年  

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ニューヨーク州ピースアクション、学生組織担当
原水爆禁止2025年世界大会 ナガサキデー集会

 

みなさんこんにちは。アメリカ最大の草の根平和団体ピースアクションに加盟するニューヨーク州ピースアクション基金で、学生の組織化を担当している、ニーノ・ブルジャナゼと申します。広島と長崎への破壊的な原爆投下から80年を追悼する大会で、皆さんの前でお話する機会をいただきとても光栄です。大会のために舞台裏で努力されたすべての方々、特に通訳者の皆さんの貴重な努力に感謝します。

ピースアクションは、アメリカの平和運動において長く豊かな伝統を持ち、新世代の平和活動家や変革者の支援を精力的に続けています。学生組織プログラムを通じて、ニューヨーク州全域に多様な学生で構成される15の大学支部を設立したことは、私たちの誇りです。様々な国出身の私たちは背景も様々ですが、若者にはより平和で公正な世界を創造する力と責任があるという共通の信念のもと、団結しています。

ここ数か月、アメリカでの活動はますます困難になっています。パレスチナ連帯の運動に関わった留学生のビザ取り消し、平和的な活動家の逮捕、移民コミュニティへの攻撃の激化、大学キャンパスでの検閲の強化など、運動や組織化を取り巻く環境はますます敵対的になっています。それでも私たちは「自分の権利を知ろう」イベントの開催、キャンパスを超えた連携の構築、力を取り戻すための芸術、教育、抗議行動の活用など、創造的で勇敢な方法で抵抗を続けています。共にこの状況を乗り越え、支え合い、恐怖に抗い、正義を求めてたたかう方法を学んでいます。

被爆者の証言に、私は深く心を打たれました。皆さんの痛みを共有するからこそ、皆さんの体験は私の心の中で生き続けます。想像を絶する苦しみと痛みを目撃しながらも、愛と優しさと強さを持ってたたかい続ける被爆者は、人間の不屈の精神の証です。私たちは今日、平和で核兵器のない世界という崇高な目標のもとに集まっています。しかし、この目標を実現するためには、このホールの外に運動を広げていく必要があります。皆さんの多くはすでにそれぞれの地域、都市、国で基盤を築いていますが、若い世代の参加者や活動家により深く関わってもらいながら、運動をさらに拡大していかなければなりません。若い学生組織者として私は、若者の組織化がもたらす真の影響力をじかに目撃してきました。私たちの世代は、ソーシャルメディア、グローバルなプラットフォーム、そして互いへのアクセスという、これまでのどの世代も経験しなかった独自のものを有しています。これを駆使して私たちはより迅速に行動し、より効果的に組織化し、最も届けられるべき声を広げることができます。だからこそ、私たちは使えるかぎりのあらゆる手段を使って被爆者の体験を共有し、核兵器廃絶の緊急性を世界的な政治課題の中心に据えなければなりません。真の永続的な変化は上から与えられるものではなく、情熱、抵抗、世代を超えた協力から生まれるものです。国境、大陸、時差を超えて、地域、国家、国際レベルで行動を起こすことで生まれます。

広島と長崎への原爆投下から80年の今年は、私が5歳の時に目撃したロシアとジョージアの戦争から17年の年でもあります。私の祖国ジョージアは、今でも2割以上がロシアの占領下にあります。戦争やテロに苦しむ国がある限り、私たちの活動は終わりません。そして、今は希望を失ったり諦めたりする時ではありません。なぜなら、権力者よりも私たち人民の方が大きな力を持っているからです。

ありがとうございました。

 

 

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